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本町化学工業ってどんな会社?
やがてそれは環境へつながる
本町化学工業のあゆみ
本町化学工業株式会社は、1954年の設立以降、時代の変化に対応しながら次亜塩素酸ソーダを主とする環境薬剤を開発し、さまざまな環境課題を解決してきました。ここでは、本町化学工業のこれまでのあゆみと今をまとめました。
小さな町工場からスタート
本町化学工業株式会社設立。
東京都中央区日本橋に本社を構え、東京都足立区に町工場を持つ小さな会社からはじまりました。
『サンラック®』の名称で次亜塩素酸ソーダの製造販売開始。
当時、塩素ガスの取り扱いにあった多くの難点を解消し、現在も自社製造の主力製品である次亜塩素酸ソーダ製造販売を開始しました。当時は焼き物の瓶による量り売りが主流だったそうです。
戦後、GHQの指導のもと、水道に塩素剤を使用したアメリカ方式の消毒文化が浸透し、国内の公衆衛生(赤痢、コレラなどの集団感染の予防)が飛躍的に向上しました。
しかし、開始当初の塩素消毒は危険性の高い「塩素ガス」で行っていたため取り扱いが容易ではありませんでした。昭和39年の新潟地震等で、塩素ガスの漏洩を起因とする事故が稀に発生していました。
クリーニングへの活用
次亜塩素酸ソーダが繊維の漂白にも使用できることに着目し、クリーニング業向けの漂白剤として『ハクロン』の販売を開始しました。
「環境衛生関係営業の運営の適正化に関する法律(略称・環衛法)」施行されたのが1957年(昭和32)。
1958年(昭和33年3月3日)に全国クリーニング環境衛生同業組合連合会創立されました。
廃棄されていた次亜塩素酸ソーダを取り扱い、
排水処理にも活用し環境貢献へ
ある調味料メーカーの担当者が、次亜塩素酸ソーダの製造販売を行っていることを聞きつけ、他薬品を製造する際の副産物として廃棄されていた次亜塩素酸ソーダを買い取ってほしいと依頼され、買取をすることに。
足立区千住末広町に第二工場として足立工場を立ち上げ。
水質公害の防止(「毒物および劇物取締法」の一部改正)によるめっき工場から排出されるシアン化合物が含有された排水対策用の薬品として次亜塩素酸ソーダを用いた『ゼロシアン』の販売を開始。
公害防止対策でめっき工場からの排水の問題となっていたクロムを無害化するために『ゼロクローム』をあわせて販売開始をしました。
次亜塩素酸ソーダを取り扱う企業として認知が広がりました。
1955年~1964年の高度成長期は、日本経済が加速的な飛躍を続ける一方で、公害の問題も多く発生していました。そのことから、企業は1955年~1964年の高度成長期は、日本経済が加速的な飛躍を続ける一方で、公害の問題も多く発生していました。
プールでの使用開始、身近な存在へ
ハイライトクリーンを開発発売。
浄化槽用のハイライトクリーン(固形)と同用途の製品としても次亜塩素酸ソーダを販売しました。
その後、プール用のハイライトの販売にも着手。あわせてプール用の次亜塩素酸ソーダを各学校等、国内の数多くのプールでご使用頂いております。
『ハイグレードサンラック』(水道用次亜塩素酸ソーダ)の製造販売を開始。その後、野田、高松、川崎の当社工場が日本水道協会(JWWA)の認証取得をした工場となり、水道用次亜塩素酸ソーダの小分け製造ができる数少ない企業のひとつとなりました。
昨今の新しい生活様式にあわせて、『サンラック®』シリーズに新しく希釈せずそのままつかえる次亜塩素酸ナトリウム『サンラック500』が加わりました。また同様に数多くのユーザー様からのニーズにお応えして、ノロウィルス対策用『サンラック1000』も後にリリース致しました。
水球の国内強豪チームであるブルボンウォーターポロクラブ柏崎のスポンサーに。当社製品『サンラック®』が、安全・安心な競技環境に貢献しています。
ブルボンウォーターポロクラブ柏崎を応援しています。
本町化学工業の次亜塩素酸ソーダは、皆さまの暮らしの身近なところで
幅広く利用されています。
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- 病院
- 医療器具などの消毒、院内の消毒
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- 各種プール
- 水質安全のための消毒
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- 浄水場
- 安心して飲める水道水を創りだす消毒利用
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- スパ・銭湯などの公衆浴場
- 浴槽、洗い場、トイレなどの消毒
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- 飲食店
- 調理場で調理器具やフキンなどの消毒に、またトイレの洗浄・消毒
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- 繊維工場
- 生地などの漂白に
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- 食品工場
- 施設、調理器具などの消毒、食材の野菜などの洗浄や、品質安定のための加工食品の殺菌剤
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- 家庭用漂白剤・除菌剤
- フキンや食器などに使う漂白剤、トイレなど水まわり用の除菌剤